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鉄について

本日は弊社が運営しているレシピサイト「カロレピ」の管理栄養士の健康コラムをご紹介します。

今回は微量ミネラルの「鉄」についてお話しますね。
鉄が欠乏したら貧血になってしまうことは、特に女性の皆さんはご存知かもしれませんね。
鉄が欠乏するとなぜ貧血になってしまうのか?
そのあたりを説明しながら「鉄」について知ってもらえたらと思います。

鉄の中でも機能鉄(体内で働いている鉄と考えてくださいね)は体内の血液や筋肉に存在します。
機能鉄が不足すると使われるのが貯蔵鉄で、肝臓、脾臓、骨髄に存在します。
血液中にある鉄が総鉄量の60~70%を占め、酸素を運搬する役割をしています。
そのため、鉄が欠乏すると酸素が全身に供給されなくなり、鉄欠乏性貧血になってしまうというわけです。
鉄欠乏性貧血になると、動悸や息切れ、頭痛、食欲不振などの症状があらわれます。
また疲れやすいといった症状もあります。
逆に鉄の過剰摂取の心配は通常の食事ではないでしょう。
ただサプリメントでとりすぎないように気をつけて下さいね。
過剰にとりすぎると、胃腸障害や鉄沈着症を起こしたりします。

鉄の1日の摂取基準
女性10歳~69歳の推奨量(mg)
10~11歳 9.5/13.5
12~14歳 10.0/14.0
15~17歳 7.0/10.5
18~29歳 6.0/10.5
30~49歳 6.5/11.0
50~69歳 6.5/11.0
※月経なし/月経あり
※妊婦、授乳婦は付加あり

男性10歳~17歳の推奨量は9.5~11.0mg、18歳~69歳は7.0~7.5mg

女性は月経があるため鉄が損失されやすく、男性に比べると必要量が多くなります。
また大人に比べて、成長期の子供の方が鉄の推奨量が多いことも注目ですね。
鉄が欠乏しないよう、鉄を多く含む食べ物をたくさん食べて下さいね。

<鉄を多く含む食品例(1食あたり)>
[肉類]
豚レバー(80g)10.4mg、鶏レバー(50g)7.2mg、牛レバー(80g)3.2mg、牛もも赤身肉(80g)1.6mg
[魚介類]
あさり(水煮缶1缶105g)39.7mg、かつお(なまり節80g)4.0mg、きはだまぐろ(80g)1.6mg
[野菜類]
小松菜(生・70g)2.0mg、ほうれん草(生・70g)1.4mg、枝豆(生・30g)0.8mg
[海藻類]
ひじき(乾・10g)5.5mg、あおのり(5g)3.7mg
[大豆・大豆製品]
納豆(1パック・50g)1.7mg、湯葉(生・30g)1.1mg、豆乳(1カップ)2.4mg

参考文献:「日本人の食事摂取基準(2010年版)」、五訂 増補「日本食品標準成分表」

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