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頭が良くなる魔法の食べ物???

本日は弊社が運営しているレシピサイト「カロレピ」の管理栄養士の健康コラムをご紹介します。

今回は、なんと、頭がよくなる(かもしれない?)食べ物についてです。
もっと賢くなりたい方、受験や試験を控えている方、もしくは受験を控えたお子様をお持ちのお母さん、ぜひ読んでみてくださいね。

脳のエネルギー源が何かご存知ですか?
脳のエネルギー源は、ブドウ糖です。ブドウ糖というのは、炭水化物が消化吸収される際に分解されてできるものです。
脳はこのブドウ糖を使って働いているのです。
ブドウ糖が欠乏すると、脳にエネルギーが行き渡らず、ひどい場合は意識障害を引き起こすこともあります。
ですので、まずは脳に十分なエネルギーを与えるために、米やパンで炭水化物を摂ることが大切です。
甘いお菓子や砂糖にも炭水化物は含まれていますが、これらは血糖値の変動が大きくエネルギー源としては不適切です。

そのため、一定の血糖値を維持できる米やパンの方が、エネルギー源としては適しています。
ただ、甘いお菓子の中にも脳に良いものもありますよ。
チョコレート好きには朗報です。チョコレートやココアなどに含まれている「テオブロミン」という成分に、記憶力や集中力を高める効果があるようです。
またリラックス効果も期待できます
ので、勉強の合間に1口サイズのチョコレートをなめるのは良いかもしれませんね。
ただし、過剰摂取は逆に体に悪影響を与えますのでくれぐれもご注意くださいね。

炭水化物で脳のエネルギー源を確保できたら、次はビタミンB1で炭水化物をエネルギー源に変換です。
ですので、ビタミンB1もしっかり摂りましょう。ビタミンB1は、豚肉やウナギに豊富に含まれていますよ。

また、大豆製品、卵黄に多く含まれるレシチンは神経組織に関わっていて、記憶力を高める効果が期待できます。
ブリ、サバ、サンマ、イワシ、アジなどの魚に含まれるDHAも、脳の発育や機能維持に関わっており、記憶力を高めてくれます。

ご飯、納豆、味噌汁、卵焼き、焼き魚など、昔ながらの和食は、実は脳にとっても良い食事というわけです!
受験生の朝食は、昔ながらの和食でいかがでしょうか。
といっても、即効性があるわけではないので、日頃からこういった食事を心がけていただけると良いですね。

参考文献:
 「栄養学総論」 林淳三・高橋徹三共著 建帛社
 「食とサプリで偏差値アップ」 大谷勝著 ダイヤモンド社

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