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本日は弊社が運営しているレシピサイト「カロレピ」の管理栄養士の健康コラムをご紹介します。
みなさん、こんにちは。
今回は9番目に発見されたビタミンB群の葉酸についてです。
特に妊婦さんはよく聞くのではないでしょうか?
胎児の神経管は妊娠の初期にでき、発達すると脳や脊髄になる器官です。
妊娠初期に葉酸が不足すると胎児の神経管閉鎖障害の危険性が高くなり、神経管に障害がおこると奇形などを伴ってしまいます。
妊娠してから葉酸をたくさん摂るのではなく、妊娠の可能性がある時から摂取を心がけてほしい栄養素です。
妊婦さんだけでなく、葉酸の不足は悪性貧血などと関係しています。
葉酸の不足による貧血を巨赤芽球性貧血または悪性貧血といい、これは鉄分不足による鉄欠乏性貧血とは異なった貧血です。
貧血といえば鉄分を摂るということはご存知の方が多いと思いますが、葉酸やビタミンB12の不足も貧血をまねきます。
通常の食事で葉酸が不足することは少ないのですが、不足すると血液の赤血球のもとになる赤芽球が巨大化して赤血球が正常に作られなくなるため貧血をおこします。
葉酸が多く含まれる食材としてはレバーやフォアグラ、ほうれん草やモロヘイヤなどの葉野菜、ブロッコリー、納豆、アスパラ、菜の花、いちごなどにも含まれます。
また葉酸の不足は動脈硬化の原因とも言われています。
葉酸は色々な成分と一緒に摂ることで体内で働くのでバランスの良い食事を心がけてくださいね♪
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