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行事食シリーズ「大みそか」

本日は弊社が運営しているレシピサイト「カロレピ」の管理栄養士の健康コラムをご紹介します。

1年をしめくくる最後の日「大みそか」がもうすぐやってきますね。
この1年もあっという間でした・・・。
同感だとおっしゃる声が多いでしょうか。

今回のコラムは、大みそかの行事食についてです。
今一度、どういう意味があるのかを考えつつ、大みそかの食事を楽しんでいただけるとよいですね。

大みそかに食べる行事食といえば、「年越しそば」ですね。
年越しそばを食べる習慣は、なんと江戸時代から始まっています。
なぜ、そばを食べるのかといいますと、
細くて長いそばのように、「長寿」を願う
そばは切れやすいので、「苦労と縁をきれますように」と願う
といった意味が込められています。
また、「お金がたまりますように」という意味もあるとのことで、びっくりです。
薬味には「ねぎ」を使いましょう。
ねぎには、1年の労をねぎらうという意味があります。
このようなたくさんの意味を込めて、温かい年越しそばを食べ、体も心も、ゆったりしてくださいね。

もう一つは「年取り魚」です。
こちらは、地域性があるので様々です。
魚の種類は地域によって違うのですが、おおまかには
東日本:サケ
西日本:ブリ
が多いようです。
サケもブリも縁起の良い魚です。
行く年への感謝と、新年への希望を願って食べましょう。

今年もあと数日です。
クリスマスの装飾を片付けたと思ったら、すぐにお正月飾りを飾らなければと焦る今日この頃です。
お正月飾りは、12月28日までに済ませられなければ、12月30日に飾りましょう。
29日は「二重苦」といって縁起が悪いそうで・・・31日は「一夜限り」といって年神様への誠意に欠けるそうですよ。
年末は忙しいですが、大みそかまでには色々終わらせてすっきりし、
「年越しそば」と「年取り魚」をおいしく召し上がっていただけるとよいですね。

今年もカロレピを活用し、健康コラムを読んでくださりありがとうございました。
来年も、食事や栄養に関するコラムを発信していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

参考文献::「子どもに伝える行事の由来と行事食」 すとうあさえ監修 メイトブックス
      「イラスト版行事食・歳事食」 坂本廣子著 合同出版

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