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熱中症のお話

夏野菜

本日は弊社が運営しているレシピサイト「カロレピ」の管理栄養士の健康コラムをご紹介します。

猛暑が続いていますが、みなさん夏バテ、風邪等は大丈夫でしょうか?
私はしっかりと食べて、汗をかいたら着替えをして、
自分で体温調整をするよう心がけています。
さて、今回は熱中症についてお話します。

スポーツをしている時や、スポーツ観戦時に熱中症になってしまう人をよく見かけます。
中には嘔吐してフラフラでまっすぐに歩けず、救急車で運ばれた人もいました。
先日甲子園に高校野球を観に行ってきたのですが、
観客の中に顔がのぼせてフラフラしている方を見かけました。
日差しが強く、汗をたくさんかき、水分補給が足りなかったのでしょう。
暑くてアルコールがかなり進んでいる方もたくさんいらっしゃいましたが、
アルコールはトイレが近くなって水分が排出されやすくなってしまいます。

熱中症にはこのように屋外で発症するものと、室内でも発症するものがあります。
どちらも高温や多湿等が原因です。
まずは栄養、休養、睡眠をしっかりとることが大切です。
そして水分補給!
汗には水だけでなくたくさんのミネラルも含まれています。
ですから水だけを補えばいいのではなく、カリウムやマグネシウム、ナトリウム等も
補給しなくてはいけません。
喉が渇いてからドリンクをがぶ飲みするのではなく、
喉が渇く前にチョコチョコと水分をこまめに補給するようにしましょう。
スポーツドリンクはバランスよくミネラル等が含まれていますが、
飲み過ぎると糖分の摂り過ぎ等の問題点もあるので注意しましょう。
レモンやハチミツ、塩等で自家製スポーツドリンクを作るのもオススメです。

昔からスイカやトマトに塩をかけて食べるのも夏野菜の水分、
カリウムやビタミン、塩分をとるという点で理にかなっていますね。
夏のお野菜のきゅうりやゴーヤにも水分が含まれているので体を冷やすのに夏野菜は最適です。
他にはたんぱく質も摂らないと筋肉に栄養がいかないので、
お肉やお魚、お豆腐などもしっかり食べて下さいね。
暑くてソーメンだけを食べるのではなく、茹でついでに薄切り肉もさっと茹でて、
お野菜を切ってごまだれで、しゃぶしゃぶサラダソーメンなんていいですよ!
ビールと枝豆、これも組み合わせがいいですね。
ビールだけ飲んでも栄養が足りないので、しっかり食事もしてください。
汗をかいたら出来るだけ着替えもしてくださいね。


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